http://sidecore.net/

In 2012“SIDECORE”project was founded and initiated by young artist volunteers. The central concept behind the project is “the extension of the self within the city”, in which the “city” signifies both urban space and public virtual space on the internet.

  

IRON CALLING

鉄工島フェス2018にて、SIDE CORE(Nampei Akaki、牧唯/NNNI)とコムアイ(水曜日のカンパネラ)は、この京浜島内にある「北島絞製作所」でサウンドインスタレーション(音響空間作品)を発表します。

SIDE COREとコムアイは北島絞製作所に通い、日常的な作業音、金属の加工音、そして金属が反響する音をレコーディングしました。レコーディングした音だけを素材に、牧は編曲をし、コムアイは鉄に声を吹き込むように歌唱しています。制作された音源を、北島絞製作所の工場内に様々な音響の仕掛け(マルチチャンネル)をつくり、立体的に演奏することが今回の作品の内容です。また、サウンドインスタレーションには、写真家であるAkakiが、京浜島に溢れる光だけを撮影した巨大な写真がモニュメントとして掲げられています。この鉄工島フェスの本拠地であるBUCKEL KOBOは、「アーティストがスタジオを通じて、街を開拓していく実践」としてSIDE COREの活動の1つでもあります。そもそもクラブカルチャーやストリートカルチャーにはスクワッティングという行動があり、それは建築物や土地を借用(時に占拠)し、個人レベルから地域の文化改良をしていくという内容です。だからこそ、前文に登場した、コムアイがいつか遊んだパーティーも、そのようなスクワッティングで有名なチームのパーティーでした。そのようなスクワッティングの場所を開拓していく表現の最前線には、そこでしか見ることのできない「新しい感性が生まれてくる瞬間」が目撃できます。それは、異なる文化(工業と音楽)が混じり合う瞬間に、予想していなかったような表現が生まれてくるという瞬間です。

今回のプロジェクトでは、そのようなスクワッティングが生み出す新しい感性を、1つの新しい生命、もしくは気配に例え、それが「生まれてくる瞬間」をテーマにサウンドインスタレーションを制作しました。休日の北島絞製作所に一歩入り込めば、様々な金属に反響しながら音が工場に鳴り響き、工場自体が1つの生命体として生み出されるような、またその生命体の夢の中に迷い込んだような体験をすることができます。

 

 

IRON CALLING

会期: 2018年11月4日 11:00- 17:00

アーティスト:SIDE CORE (Nampei Akaki, 牧 唯/NNNI)×コムアイ(水曜日のカンパネラ)

入場口: BUCKLE KÔBÔ|須田鉄工所〒143-0003 東京都大田区京浜島2-11-7

アクセス: JR大森駅発 京急バス〈森24〉「京浜島二番地」バス停より徒歩1分/

東京モノレール「昭和島駅」東口より徒歩20分

*会場周辺には有料パーキングなどございません。お車でのご来場はご遠慮ください。

*展覧会場は、鉄工島フェス内となりますので鉄工島フェスのチケットが必要となります

*作品鑑賞の注意:本作品は演出の都合上、最終入場が17:00までとなります。また、混雑の場合入場規制をかけさせていただく場合がございます、予め了承ください。

主催: 鉄工島フェス/寺田倉庫 https://tekkojima.com/

企画: SIDE CORE

レコーディング/制作: 坂元就 / 播本和宜

スチール: 濱田晋



コムアイ(水曜日のカンパネラ)

水曜日のカンパネラの主演、歌唱担当として2013年から活動を開始。昨年2017年3月には初の日本武道館単独公演で成功をおさめる。また、11月にはVOGUE JAPAN WOMEN OF THE YEAR 2017を授賞するなど音楽だけでなく、映画ドラマなど女優、モデルなど幅広く活動を行なっている。2018年は海外のフェスへも多数出演しさらなる活動の幅を広げている。


牧唯 (NNNI)

グラフィックデザイナーとしてキャリアをスタートし、そのデザイン的視点を音楽の製作に取り込んだ構造的な音楽をつくる。主にマルチチャンネルでのインスタレーション的な空間作品を得意とし、多数のスピーカーを立体的に配置することで得られる音の浮遊感や、空間内でのリズムのモーフィングといった、一般的な音響では体験できない音響空間を創り出す。マルチチャンネルを駆使した空間的な表現にこだわりながらも、音そのものが持つ繊細な質感や、音楽的な構造と抑揚を折り込むことで、空間全体が音楽の新しい聴取のフォーマットを模索している。


Nampei Akaki

写真家。「写真がコンセプトの写真」をテーマに、日常的に膨大な量のスナップショットを撮影している。近年はレンズを介さずに直接街の光を撮影し、光がカメラ内で乱反射し幾何学的な図像を作り出すシリーズ「KENKO」を展開。今回のインスタレーションでも京浜島で撮影したKENKOを発表。また撮影の際、彼が街中から拾い集めてきたジャンク(廃品)と自身が撮影した写真のプリントを縦横無尽に組みあわせ、膨大なジャンクと写真の迷宮を作るインスタレーション作品「NAMPEI SHOP」を発表。写真が何かを写した虚像としてではなく、ジャンクと共に「街の破片」として立ち現れることで、風景に「出会う」ように写真を体験させることを目的としている。(photo/shin hamada)